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半不登校だったけど参加した修学旅行について(高校)



金閣寺


高校の修学旅行先が京都と大阪だった。
4月に京都に行って、なんとなくモヤっとした気分も一緒に思い出したのでここに書いておく。
小学校の時は…どうだったっけ、中学では普通に参加してしまったのでかなり嫌な思いをした。


高校生になってもクラスに馴染めなくて、毎日学校行くのですらしんどかった。
ので、当然修学旅行なんて行きたくなかったけど、母が「修学旅行に行かないなんてありえないでしょう!!」聞く耳を持たず、担任にも(こちらは当然か)「旅行が単位に関係する…」とかでやんわり説得される。

一番に母の機嫌が悪くなるのが嫌で、あと正直京都には行ってみたかったので、
「旅行には行きたいけどクラスの人と行動するのが嫌」と担任に告げたところ、
「じゃあ校長先生と行くか。俺頼んでやるから。校長も普段一人で回っているから生徒と回ると楽しいだろ」という提案をされ結局その通りになった。
母の機嫌は「大丈夫、行けば楽しめるよ!」と手のひらを返すように直った。



旅行まで「班決め」とか「しおり製作」とか、色々それ関連のための時間があったような気がするけど、それは全然覚えてない。
普通に図書館にいたのかもしれないし、寝たふりをしていたかもしれない。
ただでさえ馴染めなかったのに、こういう皆がテンション上がって盛り上がるような時間は本当に耐えられない。
多分みんな仲良い友達と「どこ行くどこ行く~?」とかやってるんだろうに、
そんなところで一人なんて何というかもう…これは公式のイジメだと思う。
こういうのが積み重なって人格が歪んでいくのでは?


↑とか部屋割りとかで悩む人もいるみたいだけど、
そこは事前に「一人部屋か先生と一緒とかでないと絶対に行かない」と行っておいたので巻き込まれずに済んだ。

一泊目は保険の先生と一緒、2日目は同じ馴染めない系女子と一緒。
「行くのならば絶対にクラスの奴らと関わらない、絶対に、絶対に!」と言っていたおかげで
この辺りの苦痛はいくらか軽減できたけど、それでも当日が近づいてくるのが堪らなかった。


当時他にも二人、私以上に(不登校、出席日数的に)やばいのが二人いたんだけど、
その人たちもどうしていたんだろう、全く覚えてない。
いじめられていたとかではなかったとは思う。
でも「親や先生を説得する」という点では、イジメられているから行きたくない、の方が分かりやすかったかもしれない。

この頃はまだグループ行動出来ない(そもそも同年代に話しかけられなかった)自分の事を本当にダメ人間100%だと思っていた。
今は30%くらい。でも同じような状況でも自分大好き系ニートもいるのでなぁ、この差は何なんだろうといつも思う。


ちなみに一番見たかったのは龍安寺の石庭。次が平等院。
…修学旅行に関しても不登校気味な事に関しても、父からは何も言われなかった。



確か2泊3日、だったような。
京都と奈良に関して、これは寺巡りだったので、校長+ドライバー兼ガイドさん、の3人行動でもそこそこは楽しめた。
校長は嫌いなタイプのおっさんではなかったし、ドライバー兼ガイドさんも年配の女の人だったので楽だった。


覚えているのは龍安寺、金閣寺、銀閣寺、水路閣、清水寺、平等院、東大寺、法隆寺。
ハイヤーでの駆け足観光だったので、1日半でこれだけ回れた。
有名処の清水寺では同じ学校の制服を見ることもあったけど、他ではほとんど同級生の存在を感じなくて済んだので良かった。
龍安寺と平等院はやっぱり見れて良かったし、(当時は)特に期待していなかった東大寺の大仏も良かった。
この寺巡りに関しては、一つ一つの寺にかける時間が短すぎる、という点だけが不満で、あとは正直「これは来て良かったな…」くらいにすら思っていた。

写真…、と思ったけど、当時はまだデジカメでなくて使い捨てカメラだったので、写真もどこにあるのか分からない。
自分が写っている写真は捨てたはずだけど、風景写真と、校長とドライバー氏の写真については残したはず。
どこやったかな。



2日目からの大阪について、これは断片的にしか覚えていないけど全く楽しくなかった(はず)。
その頃ちょうどユニバーサルスタジオが開園してまだ何年かで、クラスの人達はそれを楽しみにしている人も多かった。
確かに友達がいれば、修学旅行で開園したての遊園地に行く、というのはそこそこ楽しいイベントの一つなんだろうけど。あたしぼっちだし。

ここは先生方と一緒に園内を散歩した事だけ、断片的に覚えている。
あと関係ないけど小さい頃から遊園地はうるさいので嫌いだった。
あんな騒がしい場所で人混みの中、たった何分かのアトラクションの為に列を作るのが楽しい?
意味が分からない。

大阪の夜は別のクラスの馴染めない系女子と一緒の部屋。
なぜか向こうはやたらと話しかけてきて、しかもそれからしばらく下校時に声を掛けられるようになった。
私以上に顔と話し方に難がある子で、正直迷惑だった。



藤きれい
(https://photo53.com/byodoin1.php)より拝借。藤棚。敷地入場はokだったので、こっち見に行けば良かったかも。


今年はコロナのせいで色々と台無しになってるところもあるみたいだけど、私みたいなタイプにはむしろ朗報なのでは?まあ知らんけど。

「修学旅行 行きたくない」で検索すると、今は「別に行かなくても良い」派も多いみたいでいいなー、と思う。

「親に(ぼっちなので)旅行行きたくない、友達がいない事を知られたくない」とかはともかく、
自分の子どもが学校や友達に馴染めないのを知った上で、それでもひたすらに「修学旅行!修学旅行!」という親って何を考えているんだろう。

嫌々参加して嫌な思い出が増えることがほぼ確定しているだけなのに、なぜ参加するよう強要するのか。
…やっぱり世間体?

「修学旅行程度でグダグダ言うやつは社会で通用しない」とかいう人もいるみたいだけど、
嫌な思い出(それこそ大人になっても忘れないレベル)のせいでより社会に馴染みにくくなってしまう可能性を考えないんだろうか。
今ならともかく、高校生の年齢で、はっきりと「お前いらない」扱いされるイベントに強制参加は普通にしんどいって、想像することが出来ないのはなんでなの…?
これで「自己肯定感」なんて育つはずがない。

こういう無駄なプチトラウマを回避出来れば、今もう少し社会復帰に近づけたとかあったかもしれないのにー。



成人式の時もそうで、「一生に一度の思い出になるんだから」とか「せっかくなのに着物着たくないの?」とか言っていて
半不登校、友達いない、おまけに専門学校まで中退した奴が成人式なんか行くわけないだろ、なんでそんな事も分からないのか頭に来るのと同じくらい不思議だった。
しょっちゅう「人がどう思うか考えて行動しなさい」とか言っていたくせに私の気持ちを汲んでくれない。
さすがにこれは行かなかったけど。


あと後日知ったけど、クラスにいた不登校男子と、不登校気味の女子は結局参加していなかった。
おまけにクラス一のヤンキーみたいな子(しょっちゅう家出したとかで揉め事を起こしていた)も当日不参加だったらしい。
なにそれ。なーにそれ。



この先人生が好転することがあれば、こういう不愉快な思い出もなかったことにできるんだろうけどなー。
30過ぎて未だに10代の中学、高校時代の事を根に持っているのはやばいと自分でも思ってはいるけど、実際まだ許せないから仕方ない。
それこそコロナでくたばればいいのに。





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